「THE DARK PICTURES:LITTLE HOPE(リトル・ホープ)」評価・レビュー

LITTLE HOPE
LITTLE HOPE

THE DARK PICTURESシリーズ第2作目の「LITTLEHOPE(リトル・ホープ)」がリリースされ、クリアまでプレイ出来たため、早速レビューする。私は、本シリーズの1作目「MAN OF MEDAN(マン・オブ・メダン)」についても、クリア済で、本シリーズのファンでもある。また、本シリーズは、あの名作「UNTIL DAWN -惨劇の山荘-」を開発したSupermassive Gamesが手掛けている。

4人の大学生とその教授は、廃墟と化した町「リトル・ホープ」に閉じ込められてしまう。
17世紀の“魔女裁判”による忌まわしい過去が隠されたこの町で、
彼らを地獄へ引き摺り下ろそうと容赦なく迫る“何か”…。
時代を超え、複雑に錯綜する「恐怖」から、あなた逃れることができるか

https://darkpictures-jp.bn-ent.net/

B級ホラー・アドベンチャーゲーム

本作は、前述の「Until Dawn – 惨劇の山荘」、「MAN OF MEDAN(マン・オブ・メダン)」の流れをくむ、サバイバルホラー形式のアドベンチャーゲームである。

カメラアングルや、効果音の使い方、登場人物の表情など、B級ホラー映画の「あの感じ」が、本作でも最高レベルの形でゲームに落とし込まれており、その点では安心と言ってよいだろう。冒頭から引き込まれていくこと間違いなしの演出となっている。

LITTLE HOPE 登場キャラクター

ゲームプレイとしては、登場キャラクターを操作し、時々に会話を選択したり、マップ上に用意されたオブジェクトにインタラクトながら進める形になる。随所にQTEも挿入される。また、特定のアイテムを調べることで、この後起こるイベントを「予見」することが出来るという点も、「THE DARK PICTURES」シリーズならではの特徴だ。様々な選択の末に、全員生存ルートに行けるのか、はたまた残虐な死亡ルートにたどり着くのか。まさにプレイする映画となっている。

私は、未プレイであるが、フレンドとオンラインマルチプレイを楽しむモードもあるようだ。

前作でも登場したキュレーターの存在も本シリーズの特徴だ。この物語の”道案内人”のような立ち入りで独特の語り部で、ゲーム全体のよいアクセントになっており、プレイを盛り上げてくれる。ちょうど、「世にも奇妙な物語」のタモリのような役回りで、今後も本シリーズでは欠かせない役割になるだろう。

キュレーター

気になったポイント

本シリーズは、価格もリーズナブルで、これからもシリーズが続いてくれることが望まれるが、いくつか気になるポイントも見受けられた。

シナリオの分岐が乏しい

私自身は1周しかプレイできていないので、何とも言い難いが、登場キャラクター同士の会話の選択によって、登場キャラクター間の関係性に少しずつ変化が生じ、シナリオにも変化が生じてくるようであるが、プレイしている中で、その変化をあまり体感することができず、何のための選択なのか目的が分かりづらいと感じた。

周回プレイ向け機能が乏しい

本作は、マルチエンディングかつ、コレクト要素などがあることから、周回プレイが前提となった作りになっている。一応チャプター選択によって途中からストーリを楽しむことが出来るが、ムービースキップ、メッセージの早送り機能は特に実装されておらず、周回プレイを楽しみたいプレイヤーにとっては、やや不親切な点も見られた。

進行不能バグ

プレイ中、進行不能バグが数回発生した。PS5自体のシステムアップデートを行ったところ、事象は解消されたので、私の環境による問題であった可能性もあるが、バグの度に同じ場面を何度もやり直すことになり、没入感をそがれる形になったのは残念である。この点は、今度のアップデート等で解消されていくものと思われる。

本作と合わせて・・・

本作が気になったのであれば、前述の通り、本シリーズの1作目「MAN OF MEDAN(マン・オブ・メダン)」と、同スタジオが手掛けた「UNTIL DAWN -惨劇の山荘-」も間違いなくプレイすべきである。

THE DARK PICTURES:LITTLE HOPE(リトル・ホープ)
プレイ時期:2021年2月
プレイ時間:約6時間
プラットフォーム:PlayStation4 on PS5
レビュータイミング:1周クリア後 
面白さ
シナリオ
グラフィック
音楽
リプレイ性
良いところ
圧倒的なビジュアル
長すぎない
気になるところ
頻発する進行不能バグ
シナリオの起伏が物足りない
3.8
B級ホラー

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