カナダのインディーゲームスタジオが開発した「A Short Hike」。温かい独特のグラフィックと短い時間で楽しめるとあって、以前から本作に興味があったので、休日の昼下がりにプレイ。
ずっと忘れられないひと夏の冒険
穏やかで温かい出会いにあふれるアドベンチャーゲーム
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000034383.html
優しい気持ちになれる2時間余りの癒し体験
本作は、都会に住む鳥の少女「クレア」が、親戚のおばさんに連れてこられて「ホークピーク州立公園」という島を訪れた夏のある日を描いたアドベンチャーゲーム。
主人公クレアは、重要な電話を待っているが、公園内では電波が悪く、ホークピークの頂上でしか通話できない。携帯の電波が入る場所を求めて、山頂ゴールを目指すというシンプルなストーリ。
ゲームとしては、「黄金の羽」という身体を軽くするアイテムを集めて、ジャンプしたり滑空時間を延ばしつつ、山頂を目指していく。公園内には、他の動物たちが住んでおり、山頂を目指す中で、彼らとの会話や、釣りやビーチスティックボールというミニゲームを楽しむことが出来る。
本作は、小さい箱庭ながらもオープンワールドになっており、自由気ままに探索したり、寄り道したりと自分のペースでゲームを進めることができる。滑空するときの爽快感や、世界の変化に合わせて変わるサウンドトラックも本作の魅力の1つだ。
本作は、Nintendo DSのような少しレトロな雰囲気を醸した独特のグラフィックになっていて、味わいがある。優しいサウンドも相まって、癒されることこの上無しである。
2時間程の短い体験であるが、無駄無く、コンパクトに纏まっており、短すぎると感じることはなかった。クリア時は、非常に心地よい感覚に浸ることが出来た。
リンク
A Short Hike
プレイ時期:2020年11月
プレイ時間:約2時間
プラットフォーム:Nintendo Switch
レビュータイミング:クリア後
プレイ時間:約2時間
プラットフォーム:Nintendo Switch
レビュータイミング:クリア後
面白さ
シナリオ
グラフィック
音楽
良いところ
癒される
コンパクト
気になるところ
特になし
3.6
癒し